「すすきので飲食店を続けられる人・少し苦しくなる人」の違い

  • オーナー様向け

こんにちは、㈱ヒルズ小野です。

今ブログから数回に渡って日本三大繫華街の「すすきの」についてお話しします。


すすきので飲食店を運営している方とお話ししていると、こんな言葉を聞くことがあります。

  • ・立地は悪くないはずなんですが…
  • ・人通りは多いのに、思ったより大変で
  • ・家賃がだんだん重く感じてきました

すすきのは、全国的にも知名度があり、人の流れも多い街です。
それだけに「出せば何とかなる」というイメージを持たれがちですが、
続いているお店と、苦しくなってしまうお店には、いくつか共通した違いがあります。

この記事では、経営や集客の話ではなく、あくまで「立地・物件」を見てきた不動産屋の目線で、すすきののリアルをお伝えします。



すすきので飲食店を続ける難しさと面白さ


すすきのは、人通りが多く、夜も明るく、飲食店にとって魅力的に見える街です。

一方で、

お店の入れ替わりが早い

流行の変化が分かりやすい

良くも悪くも結果が出やすい

という特徴もあります。

つまり、すすきのは「うまくハマると続きやすいが、ズレると一気に苦しくなる街」とも言えます。



「続いている店」の共通点


長く続いているお店を見ていると、
必ずしも派手だったり、大きく当たっていたりするわけではありません。

むしろ多いのは、次のようなお店です。

家賃と売上のバランスを冷静に見ている

「この場所ならこれくらいまで」という判断を感覚だけでなく、現実的に考えています。

多少人通りが少なくても無理のない家賃の物件を選んでいるケースが多い印象です。



立地を“イメージ”だけで決めていない


「すすきのだから大丈夫」「メイン通りだから安心」ではなく、

  • ・どんなお客さんが通るのか
  • ・どんな時間帯が強いのか
  • ・自分の業態と合っているか

をきちんと考えています。



物件の弱点を理解したうえで使っている


入口が分かりにくい、階段がある、少し奥まっている。

そういった点を理解したうえで、
無理にカバーしようとせず、活かし方を考えているお店は、結果的に安定しやすいです。



逆に、少し苦しくなりやすいケース


もちろん、最初は順調だったお店でも、だんだん負担が大きくなるケースもあります。

よく見かけるのは、こんなパターンです。

・人通りだけで選んだ高家賃物件

・目立つ場所、メイン通り

確かに魅力はありますが、家賃が売上に対して重くなりすぎると、続けるのが大変になります。



席数・広さが実態に合っていない


「広いほうがいい」「席数が多いほうが安心」と思って選んだ結果、

  • ・回転が追いつかない
  • ・人件費が重くなる
  • というケースも少なくありません。


「前の店が良かったから大丈夫」という判断


居抜き物件でよくあるのが、
「前の店は流行っていた」という理由だけで決めてしまうことです。

実際には、前の店と今の業態・客層が合っていないことも多くあります。



すすきのの立地は「通り」より「相性」


すすきのでは、必ずしもメイン通りが正解とは限りません。

  • ・ビルの中
  • ・2階以上
  • ・少し外れた通り

でも、業態や価格帯によっては、その方が合っているケースも多くあります。

大切なのは、「人が多いか」より「合う人が来るか」という視点です。



出店・移転時に意外と見落とされがちなポイント


飲食店の物件選びで、後から効いてくるポイントもあります。

  • ・家賃以外の固定費(共益費・看板代など)
  • ・営業時間と周辺の人の流れ
  • ・同じビル・近隣店舗の業態

これらは、最初に整理しておくだけで、判断がかなりしやすくなります。



飲食店経営者の方へ伝えたいこと


お店がうまくいかない=経営が悪いではない、ということです。

「この場所が合っていないだけ」というケースも、本当に多くあります。

少し早めに整理するだけで、

  • ・続ける選択
  • ・移る選択
  • ・条件を見直す選択

が見えてくることもあります。



まとめ|すすきのでは「無理をしない立地」が強い


すすきのは、大きく当てることもできる街ですが、
続けられるかどうかが一番大切な街でもあります。

  • ・身の丈に合った家賃
  • ・業態と合った立地
  • ・無理のない固定費

これらを意識するだけで、結果は大きく変わることがあります。


すすきのでお店を続けていく中で、「この立地で合っているのか?」
と感じることがあれば、それは自然なことです。

不動産屋の立場から、

立地や物件の整理をお手伝いできることもあります。

出店・移転・更新前のちょっとした確認でも構いません。
気になる点があれば、お気軽にご相談ください。

  



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