“まだ元気”が落とし穴?高齢者の体調管理は“備え”がカギ

  • オーナー様向け

「うちはまだエアコンなんて必要ないよ」

「自分は元気だから、体調管理なんて大げさでしょ」
そう話していた方が、ある日突然、体調を崩して救急搬送される――
私たちはこれまで何度も、そんな場面に立ち会ってきました。

高齢になると、自分では「大丈夫」と思っていても、体は確実に変化しています。
特に北海道のように、冬は極寒・夏は猛暑日が続く今の気候では、命に関わるトラブルも決して他人事ではありません。

今回は「高齢者の体調管理」について、実際に現場で感じたことも交えながらお伝えします。




◆ なぜ「元気なうち」こそ体調管理が大切なのか

高齢になると、いざ体調を崩したときの「回復力」が大きく落ちます。
たとえば、同じ風邪でも、若い人なら2~3日で回復するところが、高齢者の場合は気管支炎や肺炎にまで進行し、入院が必要になるケースも。

また、一人暮らしをされている高齢者の場合、倒れてもすぐに誰かが気づけるとは限りません。
実際に「脱水で意識を失っていたのに、2日間誰にも気づかれなかった」というケースもあります。

だからこそ、「まだ大丈夫」なうちに体調を整え、日々の健康管理を“習慣化”しておくことが何よりの“備え”になるのです。




◆ 夏の北海道、油断が招く“熱中症”のリスク

北海道はかつて「夏でも涼しい」と言われていました。
ところが近年の気温上昇は目を疑うほどで、札幌でも30℃を超える日が連日続き、35℃以上の猛暑日も珍しくありません。

それにもかかわらず、北海道のエアコン普及率は全国平均に比べてまだ低く、2024年時点で約6割程度にとどまっています
特に高齢者の一人暮らし世帯では「昔は扇風機で十分だった」という意識が根強く、エアコンが設置されていない家庭も多く見受けられます。

問題は、高齢者は暑さに対する感覚が鈍くなることです。
「まだ大丈夫」「ちょっと暑いけど平気」と思っている間に、体内の水分が奪われ、気づけば熱中症ということも。




◆ 高齢者に多い体調トラブルと対策

🔹 脱水症・熱中症(夏)

  • 喉が渇いたと感じにくいため、水分摂取が遅れがち

  • 朝・昼・晩で意識的にコップ1杯ずつ水分をとる習慣を

  • 屋内でも熱がこもりやすいので、扇風機だけでなくエアコンの使用を検討

🔹 ヒートショック(冬)

  • 北海道の住宅は気密性が高い分、脱衣所などが冷えやすい

  • お風呂の前に脱衣所を暖房で温める習慣を

  • トイレや廊下もヒーターなどで温度差を抑える工夫が必要

🔹 生活習慣病(通年)

  • 血圧の変動が大きく、脳梗塞・心筋梗塞のリスクにも

  • 毎朝の血圧チェック、定期通院、服薬管理の徹底を

  • 食事内容は塩分控えめ・栄養バランス重視で




◆ 体調管理に取り入れたい“日々の習慣”

  1. 朝の体調チェックをルーティン化
     ・起きたら体温と血圧を測る
     ・眠りの質や食欲をメモに残す(家族とも共有できる)

  2. 水分補給は「1日1.5リットル」を意識
     ・冷たい飲み物でなく常温かぬるま湯がおすすめ
     ・甘い飲料やコーヒーだけに偏らないよう注意

  3. 軽い運動や散歩を取り入れる
     ・涼しい時間帯に15〜30分の散歩
     ・足腰の筋力維持は転倒予防に直結

  4. 食事は“色のある食材”を取り入れる
     ・緑黄色野菜、魚、豆製品、発酵食品を意識的に
     ・調理が面倒な場合は宅配弁当や家族の支援を検討




◆ ヒルズのサポート:健康不安が“住まいの見直し”のきっかけに

「最近通院も大変になってきた」
「買い物や掃除が負担になってきた」
そんな時、無理を続けるのではなく“住まい方”を見直すことも一つの選択です。

株式会社ヒルズでは、体調不安を感じ始めた高齢者の方向けに、

  • 施設見学の同行

  • 自宅の整理・売却・賃貸対応

  • 家族が遠方にいても連携できる終活支援
    など、“まる投げ終活”という形でトータルサポートを提供しています。




◆ 最後に:からだを守ることが、家族を守ることにつながる

家や財産のことを心配する前に、まずは「自分の体」が元気でいること。
これは、高齢者ご本人にとっても、ご家族にとっても、一番大切な“資産”です。

今はまだ元気でも、「そのうちやろう」では間に合わないこともある。
だからこそ、今日から始める体調管理と小さな“備え”が、未来の安心につながります。

「こんな話、誰に相談したらいいのかわからない」
そんな時は、ぜひヒルズにご連絡ください。
健康と住まい、両方の視点から、あなたに合ったプランを一緒に考えます。


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